福祉施設って何?働くときの資格は必要?【わかりやすく解説します】

[word_balloon id=”mystery_men” position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”false” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]少子高齢化社会に関するニュースのなかで、福祉施設って聞くけど、
保育園とか、高齢者の施設、障害者の施設などもそうなのかな[/word_balloon]

[word_balloon id=”mystery_men” position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”false” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” font_color=”#000000″ icon_type=”question” icon_position=”top_right” icon_size=”S”]どんな人が働いているのかな[/word_balloon]

 

本記事では、こうした疑問に回答します。

 

この記事を書いている私は、社会福祉の制度に関する調査・研究歴が10年以上。
なお、現役です。

 

1.福祉施設の解説


1-1.福祉施設の一覧

福祉施設は、社会福祉法に定められている「社会福祉施設」として定義されています。
子どもや、高齢者、障害のある方、生活に困っている(困窮)人などに、日常生活を営むうえで、必要なサービスを提供しています。
国や地方公共団体の補助金(社会保障費など)によって運営されていることが特徴です。日本の社会福祉施設には大きく分けて以下の施設があります。

  • 保護施設(救護施設、更生施設、医療保護施設など
  • 老人福祉施設(老人ホームや介護サービス)
  • 障害者支援施設
  • 身体障害者社会参加支援施設(盲導犬訓練施設、点字図書館など)
  • 婦人保護施設
  • 児童福祉施設(保育所、児童養護施設、乳児院、認定こども園)
  • 母子・父子福祉施設
  • その他の社会福祉施設(盲人ホーム、無料低額診療施設など)

 

1-2.日本には、いくつ福祉施設があるの?

社会福祉施設は、国(厚生労働省)が所管(担当)しています。
厚生労働省が平成29年に実施した調査(社会福祉施設等調査)によりますと、日本国内に、72,887施設あります。
内訳は、下記のとおりです。

  • 保護施設 29か所
  • 老人福祉施設5,293か所
  • 障害者支援施設等5,734か所
  • 身体障害者社会参加支援施設314か所
  • 婦人保護施設46か所
  • 児童福祉施設等40,137か所
  • 母子・父子福祉施設 56か所
  • その他の社会福祉施設等21,016か所

 

1-3.利用されている人の数は??

厚生労働省が平成29年に実施した調査(社会福祉施設等調査)によりますと、社会福祉施設で生活されている方は、3,212,953人いらっしゃいます。
日本の人口(1億2,000万人)の2.6%が施設を利用されています。

  • 保護施設18,752人
  • 老人福祉施設140,173人
  • 障害者支援施施設145,639人
  • 身体障害者社会参加支援施設…
  • 婦人保護施設358人
  • 児童福祉施設等2,520,165人(うち保育所2,397,504人利用)
  • 母子・父子福祉施設…
  • その他の社会福祉施設等387,866人

 

2.どんな人が働いている??


2-1.福祉施設によって違う?!

児童福祉施設である保育所・乳児院では、保育士、栄養士、事務職員、心理士、保育所によっては看護師さんが働かれています。
障害者支援施設では、生活支援員、介護職員、看護師、栄養士、調理員、事務職員、療法士が働かれています。
介護福祉施設では、上記、障害者支援施設の職種と同様の人が働かれています。
次の項では、高齢化により、今後ますます需要が高まる介護福祉施設の職員に注目してみたいと思います。

 

□2-2.介護福祉施設で働くには?

介護福祉施設で働く介護職員には、無資格の方でもなることができ、働くことができます。
出来れば、介護職員初任者研修(旧・ホームヘルパー2級)を持っていると採用してもらいやすくなるとは思います。介護福祉士を持っているとさらに良いと思います。
資格の有無におり、給与額が変わる場合もあります。

 

2-3.資格取得のためのスクールは?

前述の介護職員初任者研修(旧・ホームヘルパー2級)を取得するには、どうすればよいのか。
介護職員初任者研修は、在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を修得する研修であり、ホームヘルパー2級研修がなくなったことにより、後継の資格として平成25年4月からスタートした新しい介護の資格となります。
初任者研修の資格を取得するには、下記①②をクリアする必要があります。
①130時間のカリキュラムを修了する
②修了試験(筆記)に合格する

学習方法は、通信学習とスクーリング(通学)を併用する形が主流で、全部で130時間あるカリキュラムの一部は自宅で学ぶことができます。
近年、高齢化により介護分野の需要は非常に高まっており、介護職員初任者研修のスクールも多数存在してきています。
どこのスクールが価格的に魅力があるのか、あるいは通学先がどの辺にあるのかなど、介護・福祉・医療に特化した資格情報サイト「シカトル」であれば、無料で資料請求ができ、比較検討ができます。

介護福祉施設、介護分野にすこし関心が出てきた方が居ましたら、下記もご覧ください。

 

今回の内容は以上です。







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