あれ?試合中すぐ倒される!体幹が弱い?!そもそも体幹ってなに?

体幹 プランク

自分の子どもには、スポーツや運動が得意な子に育ってほしいと思うお父さんやお母さんは多いのではないでしょうか。

私自身も、3児の父親であり、息子がサッカーをやっておりますので、同じ想いの一人でもあります。

 

運動が出来る子と、出来ない子の違いとは一体何なのでしょうか。

 

キーワードは「体幹(たいかん)」

 

本日は、子どもの「体幹」についてご紹介します。

 

1.体幹とは?


サッカー界では長友選手、水泳界では池井選手、など、一流アスリートが体幹を鍛えるトレーニングを積極的に取り入れています。

そもそも!体幹ってなんだろうか…

「体の幹」

 

からだのみき?

体幹と、一言に言っても幅広く、腹筋や背筋はもちろん身体の内側の深い部分にあるインナーマッスルも含まれています。

さらに、腹横筋、腹膜筋などの筋肉だけではなく、肋骨、背骨、骨盤などの骨を体幹といわれます。

体幹の役割は大きく2つあり、

  • 体を動かす中心的な役割をすること
  • 体を支え姿勢を安定させること

であり、この体幹がしっかりしていると、姿勢がきれいでバランス感覚に優れているだけでなく、体全体の筋肉を効率的に動かすことができ、いろいろなスポーツやトレーニングに有利だと言われています。

 

2.子ども時代に体幹を鍛える重要性


子ども時代における「体幹」は、とても重要です。

「体幹」がしっかりとしている(育っている)子どもは、姿勢が綺麗になり、歩き方や走り方がしっかりしています。

また、「体幹」により、姿勢が良くなると頭の位置がしっかりと体の芯に乗ります。

子どもの頭の重さは体重の10%~13%と言われています。

 

猫背など姿勢が悪い状態が続くと、首や腰、膝への負担が蓄積され、いずれ大きな怪我をする可能性が高まってきます。

頭の位置がしっかりと体の軸の上になるように、「体幹」をしっかりと鍛えていくことが大切です。

内臓の働きや代謝も活発になり、風邪などを引きにくい丈夫な体を作ることができます。

 

3.ゴールデンエイジに向けて


ゴールデンエイジとは、「一生に一度だけ訪れる『即座の習得」』を備えた時期」であり、神経系の発達がほぼ完成に近づき、身体が安定した時期であるので、動きの巧みさを身に付けるのに、最も適しています。

運動神経が良くなる、スポーツがうまくなるための大切な時期です。

さらにさらに、スポーツだけではなく、楽器等繊細な指使いを必要とするものなども当てはまり、何かを上達させるのにとても重要な時期であります。

 

ではその時期はいつ頃なのか。

 

アメリカの医学者であり人類学者でもあるスキャモンさんが、1928年に発表したグラフで「スキャモンの発育曲線」があり、脳の運動神経・感覚神経をつかさどる部位は、3歳から14歳までの間に著しく発達することがわかっています。

「スキャモンの発育曲線」は、多くのスポーツ指導者、教育関係者たちが参考にしていることで有名です。

スキャモンの発育曲線

 

スポーツ科学の世界では、このおおよそ3歳から14歳の時期は運動神経が良くなる、スポーツが上手くなるための大切な時期だとして「ゴールデンエイジ」と呼んでいます。

 

 「プレ・ゴールデンエイジ」

特に脳の運動神経・感覚神経系がぐんぐん発達する3歳から8歳の時期はと呼ばれ、この時期に運動能力の基礎が形成されるとされています。

この時期にいろいろな遊びやスポーツを通して様々な運動を経験したり、しっかりとした「体幹」を鍛えることは、子どもの運動神経を良くするのに大変有効なのです。

 

 「ゴールデンエイジ」

9歳から11歳のこの時期に、技術やセンスの吸収が良くなり高い運動能力を発揮することができると言われています。

 

 「ポスト・ゴールデンエイジ」

12歳から14歳のこの時期は、運動神経の成長が止まることで以前とは違い短期間での急成長は難しくなり、一方、筋肉や骨格が急速に伸び、身体のバランスが崩れることとなります。感覚が狂うことで、今までできていたことが出来なくなったり、上達に時間がかかったりします。

 

ゴールデンエイジの時期の取り組み方次第で、運動神経の良い子、スポーツの上手な子になれる可能性が変わりますので、この点は子どもをもつお父さん、お母さんとして理解しておくと良いとされています。

簡単な体幹トレーニングのご紹介


 「ひざつきのプランク」→「プランク」

◆やり方

1.うつぶせになって、肩の真下にひじを置き、足は肩幅に広げてひざをつきます。

2.ひじから先の腕とひざで体をささえて腰を浮かします。

3.頭・肩・腰・ひざが一直線になるように伸ばしたら、10秒キープします。

この時、息を止めないように注意しましょう。

4.これを3セットおこないます。

ひざつきが出来るようになってきたら、ひざもあげて頭からかかとまでが一直線になるプランクに挑戦してみましょう!(図のイメージ)

体幹 プランク

 

 

 

 

 

さらに体幹を鍛えたい方には、トップアスリートも愛用している体幹トレーニンググッズ『FLOWIN』を使用してみることもおすすめです。

この『FLOWIN』は、1枚で複数の器具の効果を感じられ、持ち運び簡単、シンプルで限られた時間で効果が期待できるトレーニンググッズです。

前述のプランクなどは、姿勢をキープ、体幹を固めて状態で一定時間キープする体幹トレーニングですが、
FLOWIN』を使った体幹トレーニングは体幹を固めた状態で、手足を動かす為、
体幹に刺激、負荷がよりはいり短時間で体幹を効率よりく鍛えることが可能です。

じっとしているのが苦手というお子さんにおすすめできます。

 


 

いかがだったでしょうか。「体幹」は子どもに限らず、大人の方にもおすすめのトレーニングです。

一緒に行うのも良いかもしれませんね。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です