本日の学び
Title「カスタマージャーニー【顧客を知りビジネスをピポットする】
それでは、さっそくやっていきましょう。
CJMを描くための2つの要素
カスタマージャーニーマップとは、カスタマージャーニーを図解化したものです。
カスタマージャーニーが、「顧客の購買までの旅」ですので、
その旅路における「顧客の行動や心情を図式化(地図化)」したものが
カスタマージャーニーマップとなります。
このマップを描くにあたっては、必ず2つの要素を明確にしなければなりません。
この2つの要素を明確化していないと、誤った地図を描き続けることになります。
もちろん、誤った地図に従って旅をしますので、正しい目的地にたどり着きません。
非常に重要ですので、詳しく紹介します。
では、その2つの要素とは。
ブランド戦略
まず1つめは、ブランド戦略であり、3つの“B”を覚えてください。
- ブランドコア
- ブランドパーソナリティ
- ブランドポジション
ブランドコア
そのブランドの核となるものであり、「一言で説明」できるものがブランドコアです。
つまり、自分のサービスや商品を一言で説明することです。
例えば、私が今、学んでいるMUP_collageは、
「社会人のための学校」という明確なブランドコアがあります。
ブランドコアは、まずはスタッフがしっかりと伝えられること。
そして、お客様に伝えていくこと。
多くの人にビジネスコアを認知してもらうことが重要です。
ブランドパーソナリティ
ブランドパーソナリティは、絶対に変えてはいけないものです。
その人のイメージとして認知されるものをパーソナリティと言います。
もう一つの例として、ルイヴィトンのブラウン。
スティーブ・ジョブズのTシャツとデニム
これもブランドパーソナリティです。
いろいろな人が、共有認識を持つことがブランドパーソナリティといいます。
このブランドパーソナリティを確立出来れば出来るほど、ビジネスは強固なものとなります。
オフィス、お店、ロゴ、ユニフォームなどの色を統一していくと、
ブランドパーソナリティも明確になります。
ブランドポジション
自身のサービスや商品が、他の類似サービスとの差別化を図り、どのセグメントで認知を獲得していくか、認知を獲得できる場所を言います。
マーケット・シェア戦略などを活用し、どのポジションで勝負をするかを明確にしておくことが重要です。
「スマートフォン=iPhoneである!」のようなブランドポジションが確立できると、ビジネスでは優位となります。
ブランド戦略においては、必ずブレない(変えてはいけない)ものを作ることが重要です。
ペルソナを設定する
カスタマージャーニーマップの作成においても、ペルソナの設定が非常に重要です。
ペルソナとは、サービス・商品の典型的なユーザー像をいいます。
実際に、年齢、性別、居住地、職業(役職・年収)趣味・特技、価値観、家族構成、生育歴、ライフスタイルなど、その人物が実在しているように、リアリティのある詳細な情報を設定していきます。
●具体的なペルソナの例
〇〇 〇〇(仮称の名前)
27歳
女性
専業主婦
都内に住む
夫、長男(5歳)、長女(3歳)の4人家族
料理、カフェめぐり、ヨガが趣味
Instagramでは、ヨガのアカウントを日頃チェックしている
自身もヨガインストラクターの資格取得の勉強中
友人とのやり取りではLINE、InstagramのDMを使用することが多い
ペルソナを設定することで、担当者間での共通した人物像の形成や、ユーザー視点獲得、時間・コストの削減が得られます。
本日のまとめ
正しい目的地にたどり着きません。