どうも!
manabicrew(学びクルー<spa)のYosshyです。
本日は、サッカーにおける背番号が持つ意味について、調べてみました。
興味ありますか?
ありますよね?…ないですか??
Yosshyもサッカー経験者であり、自身の背番号遍歴を辿ると、
U-12が「5」
U-15が「7」
U-18が「13」
でありました。
DF→MF→FWと各年代によってポジションが変わったことによります。
最後は、岡崎選手のようなガムシャラFWでありました。笑
私の話はここまでにして、本記事では、サッカーの背番号が持つ意味やポジションについて、解説します。
本記事を読み終わった頃には、「背番号」通になること、間違いなし。
背番号が導入されたのはいつごろ?
サッカーのユニフォームに背番号が導入されはじめたのは、20世期初頭(1800年頃)と言われています。
すでに、ラグビーなどの試合において、背番号が導入されていたため、「サッカーにも導入しよう!」という動きがあり、実現されました。
そして、1928年のイングランドリーグ、
アーセナル対チェルシー戦が、背番号をつけた最初のサッカーゲームだったと言われています。
背番号がない試合では、選手一人ひとりの顔を把握しなければならず、コート内では、誰がどこにいるのかを把握できませんでした。
しかし、この背番号の導入により、容易に選手を見分けることができるようになりました。
そのため背番号の導入は、当時のファンからは大絶賛だったと言われています。
サッカーで相手をマークをするシーンでは、「○番マーク!!」など、番号を使って指示を出したり、位置を確認したりします。
背番号がなかった時代の試合は、「あいつ」「そいつ」と言う呼び方や、ジェスチャーで指示していたのですかね。
ポジションと背番号って関係あるの?
背番号は、ポジションを表すためにも使用されます。
しかし必ずしも、「背番号何番だから、このポジション」というような決まりがあるわけではないです。
現在では、背番号の固定制が導入されていますので、シーズン中は同じ番号を付け続けることになることから、番号で、選手の個性や特徴が表れるようになりました。
例えば、スーパースター、クリスティアーノ・ロナウドの愛称はCR7ですが、これはCristiano Ronaldoの頭文字に、背番号の7を付けたものです。クリロナ=7みたいなことですね!
背番号は、今や選手のアイデンティティを示すものとなっているのです。
どのポジションに、どの背番号が多い??
あくまでYosshyの主観として、「どのポジションにどの背番号が多いのか」を、ご紹介していきます。
背番号1番:GK
チームの守護者であるGK(ゴールキーパー)が背負う番号です。
この1番は、Jリーグでは、フィールドプレイヤーは付けられないこととなっています。
また、ゴールキーパーは、2~11番の背番号も付けることができません。
しかし、海外では正キーパーであっても背番号「1」ではないこともあり、12番以降であれば、どの数字でもつけることができます。
背番号2番~5番:DF
相手チームの攻撃を防ぎ、ゴールを守る役割であるDF(ディフェンダー)が多く背負う背番号です。
MF(ミッドフィルダー)でも、ディフェンシブなポジションでプレーする傾向が多いプレイヤーも付けたりします。
また、ディフェンダーのイメージのある背番号3や4ですが、本田圭佑選手のように、小さい番号をつけるストライカーもいます。
本田圭佑選手の一言
「周りは違和感があるというけど、その違和感は常識にとらわれているから。4番が守備的というイメージを払拭したいし、4番が日本でエースストライカーの番号になってもいい。そこは俺が変えていければ。初めて4番で点が取れる選手になれれば面白いかなと」
引用元:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?99839-100699-fl
さすが本田選手!実際にワールドカップでも得点を決めていました。
背番号6番~8番・10番:MF
MF(ミッドフィールダー)は、フィールドの真ん中で、主にボールをつなぎ、試合全体や局面のバランスをとる役割をします。
攻撃・守備両方の役割を担ったり、ゴールのアシストをしたり、中盤の後ろでディフェンシブな動きをしたりと、MFの役割は多種多様です。
Yosshyは、元・スペイン代表で、バロセロナでは6番つけていたシャビ選手がものすごい好きです!
背番号9番・11番:FW
FW(フォワード)は、まさに攻撃の要です。相手チームから得点をとる役割をします。
9番、11番は、特にFWの選手がつけることが多い番号です。
明日役立つ?背番号トレビア
サッカーの背番号は、11番までで終わりではなく、12番以降の背番号も存在します。
近年では、12番以降の番号をあえて好んで選ぶ選手もたくさんいます。
フェイエノールト時代の小野伸二選手は14番、ドルトムント時代の香川選手は23番、元日本代表のキャプテンであった長谷部誠選手は、現フランクフルトで20番をつけています。
ポジションではなく、選手によって背番号の持つ意味が変わってくるのも面白いポイントですね。
アルゼンチンでは、かつて、アルファベット順によって背番号を決めていた結果、GKなのに、背番号7なんて選手もいたりしました。
さらに、クラブチームによっては永久欠番が用意されていることもあります。
例えば、
イタリアACミランの3番は、パオロ・マルディーニ選手、
ナポリの10番はディエゴ・マラドーナ選手。
日本では、横浜F・マリノスの3番は、現役の練習中に亡くなられた松田直樹選手がつけていた番号として、永久欠番となっています。
偉大な選手、クラブに大きな貢献をされた選手、ファンに愛された選手の番号が永久欠番となっています。
背番号10番が持つ意味
サッカーにおいて、背番号10番は、特別な意味を持ち続けているといえます。
日本においてもラモス瑠偉選手、名波浩選手、中村俊輔選手、香川真司選手といった、チームの中心となる選手が背負ってきた番号であることは、サッカーを経験されていない方も、ご存じではないでしょうか。
また、本田圭佑選手がACミランに入団した時に自ら選択した背番号も10番であります。
そこで、本記事の締めくくりとして、背番号10番の意味とその歴史を紹介します。
背番号10番はファンタジスタ
背番号10を背負う選手として特徴的な資質は、中心選手であると同時にファンタジスタであるということです。
ファンタジスタ:イタリアのサッカー界(カルチョ)では、よくサッカー界を代表する選手に対して特定のポジションに関係なく、イタリア語で「規格外(並外れて優秀な)」という意味のフオリクラッセ(Fuoriclasse)という賛辞にあたる言葉を用いる。しかし、その中でも、シュートやパス、ドリブル等において、閃きや創造性のあるプレーで観客を魅了するスーパースター級の選手に対しては、「想像」という意味のファンタジア(fantasia)に人を意味する語尾「-ista」をつけてファンタジスタ(Fantasista)と呼ぶ伝統がある(イタリア語におけるファンタジスタの原意は「多芸多才な人」)。Wikipedia
ファンタジスタは、その華麗なプレー・テクニックで決定的な仕事をして勝利へ導き、見る人々を魅了するプレイヤーと言えます。
リオネル・メッシ選手も、バルセロナ、アルゼンチン代表で共に背番号10を背負っています。
また、メッシ選手がバルセロナデビューした当時、背番号10を背負っていたのはロナウジーニョ選手でした。
2人ともバロンドール保持者であり、プレースタイルも圧倒的なテクニックで相手をかわし、ゴールを量産するとともに、華麗なパス・ドリブルもできる点で、まぎれもなくファンタジスタでしたね。
背番号10番の起源
背番号10番が特別になった起源としては、サッカー界の神様ペレ選手の出現であります。
1958年スウェーデンで開催されたFIFAワールドカップに、当時17歳のペレ選手が出場し、ブラジルの初優勝をもたらす原動力となりました。
まさにその時に付けていた背番号が10番であり、その後、3度にわたりブラジル代表をワールドカップの優勝に導きました。
このペレの功績により、当時背負った10番が特別な意味を持ち始めました。
憧れの背番号10番
日本では、育成年代から、テクニックに優れた選手は「いわゆる背番号10番」として、コートの中心でボールを周し、ゲームをコントロールしている傾向にあります。
サッカー経験者ですと、少年時代に背番号10番に憧れた方は非常に多いと思います。
部活動では、背番号10番は取り合いになる番号である一方、責任を強く感じる背番号です。
大人になった今でも、Yosshyは10番を付けたことはありません。
サッカーを始めたときにもらった18番が一番好きということもありますが、10番を付けることはドキドキしますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はサッカーの背番号のルーツから、背番号とポジションの関係について、また、背番号トリビアや10番の持つ意味など、たくさん紹介しました。
国やクラブチームによっても、背番号の役割が違います。そして、さまざまな番号でスター選手が誕生することにより、背番号の意味も変わってくると思います。
ぜひ、Jリーグや世界のサッカーリーグが再開されましたら、背番号”にも”注目してサッカーを観てみてください。